日中サービス支援型指定共同生活援助とは、障害者の重度化・高齢化に対応するため平成３０年度に創設された共同生活援助の新たな類型であり、短期入所を併設し地域で生活する障害者の緊急一時的な宿泊の場を提供することとされており、施設等からの地域移行の促進及び地域生活支援の中核的な役割を担うことが期待されています。

　日中サービス支援型指定共同生活援助事業所は、地域に開かれたサービスをすることにより、当該サービスの質を確保する観点から、地方公共団体が設置する協議会等に対し、定期的に（年１回以上）事業の実施状況等を報告し、協議会等から評価を受けるとともに、当該協議会等から必要な要望、助言等を聴く機会を設けなければなりません。また都道府県知事が必要と認める場合には、事業所指定にあたり、日中サービス支援型指定共同生活援助を行おうとするものは、協議会等に対し運営方針や活動内容等を説明し、当該協議会等による評価を受け、その内容を都道府県知事に提出しなければなりません。

　長浜市・米原市（以下、「湖北福祉圏域」という。）において、協議会等は長浜米原しょうがい者自立支援協議会を指します。協議の場は「日中サービス支援型指定共同生活援助事業計画評価会議」（新規指定等時、以下「事業計画評価会議」と言う。）と、「日中サービス支援型指定共同生活援助定期評価会議」（定期報告時、以下「定期評価会議」と言う。）と言います。

（指定基準省令 第２１３条の１０、解釈通知 ４（３）④参照）